東日本大震災に関する緊急声明 3月11日午後2時46分に発生した東日本大地震によって、東北・関東地方をはじめ東日本全域に巨大な被害がもたらされた。この中で、今やすべての労働者人民は、被災地域の労働者人民の生きるための闘いと行動を全面的に支援することが求められている。 大地震被災者の生きるための闘いと行動を支援し、政府に救援を要求し、実現させることが必要である。 東日本大地震被災者の救援に全力をあげよう! 福島原発大事故に関する緊急声明 この大地震によって、東京電力福島第1、第2原発が致命的な事故を起こした。日本帝国主義が、戦後一貫して推進してきた原子力発電・開発=核武装政策が全面的に破綻したのである。労働者人民への巨大な核災害をもたらすことが確実になった。 日帝(自民、自公、民主党政権に至るすべての政権)は、核武装力の維持のために闇雲に原発を作り、現在54基の原発が稼働し、3基が建設中である。これらの原発は、原子力安全・保安院と原子力安全委員会が最新の耐震設計指針とそれに基づく評価で「安全である」としてきた。原子力安全・保安院と原子力安全委員会の「指針と評価」は全くの欺瞞であった。どんな危険な場所でも耐震設計によって建設できるとしてきた原発設置思想(日帝の核武装意志)の破綻を事実でもって明らかにした。したがって、日帝の核武装力維持のためにデマで固めた原発建設「指針」なるものを絶対に許してはならない。ただちに、現存のすべての原発と建設中の原発の工事を即時停止しなければならない。 全原発、とりわけ福島、浜岡原発をただちに停止せよ! 政府、東京電力は、すべての原発関連情報を公開せよ! 福島原発から100キロ圏の全住民を即時避難させろ! 被曝被害者の救援に全力をあげよう! 2011年3月14日 革命的共産主義者同盟再建協議会 |